災害時には公園が…
防災公園について
防災公園についてご存知ですか?
地域におけるオープンスペースは、震災時に様々な役割を担うことが可能です。
その中でも『防災公園』と呼ばれる公園は、「避難場所」や「活動拠点」に指定され、震災から地域住民の命を守る重要な場所となっております。
防災トイレ
災害時に避難して最も困るものの一つが、トイレではないでしょうか?
給水や電気などのインフラが寸断された場合でも利用できるのが「マンホールトイレやベンチトイレ」です。
この様式のトイレは、下水道管までの取付管に沿ってマンホールを設置し、災害時にはマンホールのフタを外して便器を取り付け、他人から見られないようにテントを張って使用します。
ソーラー発電の公園灯
停電した場合でも、ソーラー発電により、公園灯を照灯することができます。
この灯かりを目印に避難場所を特定できます。
ソーラーパネルで太陽光を受け、支柱の中のバッテリーで発電します。
最近では通常時も補助光となるLED発光併用型のソーラー発電灯も設置が進んでいます。
かまどベンチ
普段はベンチとして使用していますが、災害時には座る部分をはずすと“かまど”になります。
これで火を起こして、炊き出しなどができます。 (形状は色々な様式があります)
揚水ポンプ
水道などのライフラインがストップした時に利用できる、手動で汲み上げる水道ポンプです。
これで生活用水を確保できます。※この水は飲料水用ではありません。
防災パーゴラ
発災時には、医療救護室等として変身する災害対応型テント付防災シェルターです。
応急給水槽
上下水道の被害を受けた場合に、応急給水活動を行うための施設です。
ヘリコプター臨時離着陸場
震災で陸上の交通手段が寸断された場合、救出・救助活動や、消防活動、物資の輸送などに大きな役割を果たすのがヘリコプターです。
大規模救出救助活動拠点候補地に指定されている公園では、自衛隊等の大型ヘリが使用するヘリポートスペースがあらかじめ設定されています。
普段は、野球場や競技場、広場などとして使われている場所が臨時のヘリポートとなります。
このような公園には、屋根に場所を示すヘリサインが表示されている建物があることもあります。
また、重篤患者や医療物資の搬送や、その他の目的でヘリポートとして使用される施設もあらかじめ指定されています。
ヘリコプターの離発着には広いスペースが必要ですので、広い公園が最適な場所になるでしょう。
防火水槽
大規模な地震が発生した場合、同時に多数の火災が発生し、大きく燃え広がる恐れがあります。
そのため、地震時に有効な消防水利を整えておく必要があります。
防火水槽は地中に埋め込まれた水槽で、消防隊や消防団、地域の防災市民組織などが活用します。
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